カハクのメモ

備忘録的感覚で更新します。

【コンビニ人間】の感想

はじめに

何かしら文芸小説を読みたいと思った僕は、特に見当も付けずふらふらっといつもは行かない所の書店へ入った。

その書店で目に付いたのが、この「コンビニ人間だ。

著者は村田沙耶香さん。

書店では、確かランキング1位だったと思う。当時、94万部売れており芥川賞も受賞していた。

肩書きに興味を持ち、手に取り裏表紙や、冒頭の話、後半記載の解説等を読んだ。

そして、一気に惹かれた。

途中で挫折しやすい自分でも、読める、とても読みやすい。

感覚の表現も鋭敏で、いやらしく異常なほど事細かい。それでいて的確だった。

好きな表現がたくさんあるが、これは後述することにする。

 

それから、まず[コンビニ人間]というキャッチーなようでアブノーマルなタイトルである、次に裏表紙の([店員]であるときのみ世界の歯車でいられる)という文言。

 そして、試し読みするとどうやら[主人公は普通じゃない]、普通じゃない人間から見た世界が垣間見れたため興味を抱いた。

 

自分にも何かしらの共通点を見いだしたのかもしれない。

 

小説や音楽、絵・ゲームなど、僕が好む傾向のある「娯楽作品」は、何かしら自分に共通点があり、改善策や答え、悟り・共感を与えてくれそうな物が多いのかもしれない。それ以外はほぼ挫折するか、忘れてしまう。

ドストエフスキーの好きな作品に[罪と罰]があるが、この本を手に取った感覚はそれと近かったかもしれない。

 

[コンビニ人間]に興味を持った自分を客観的に見ると、そんなことをふと思った。

 

読み終えた感想(1)

 まず、やたらコンビニの状況描写が的確だったのが印象に残った。。

特に音。

売り場のペットボトルが1つ売れ、代わりに奥にあるペットボトルがローラーで流れてくるカラララ、という小さい音に顔をあげる。

冷えた飲み物を最後にとってレジに向かうお客が多いため、その音に反応して身体が勝手に動くのだ。

チャリ、という微かな小銭の音に反応して振り向き、レジの方へと視線をやる。掌やポケットの中で小銭を鳴らしている人は、煙草か新聞をさっと買って帰ろうとしている人が多いので、お金の音には敏感だ。

コンビニで働いていると音にはかなり敏感になる。客の足音、それから飲料・アイス系商品のケースを開閉する音には敏感だ。

僕は深夜勤をしていたこともあり、その時は一人で店を回すこともある。

納品作業をしながらレジ対応する必要があるので、音に敏感になるのは共感できるなと思った。

そのため、「良く分析してるなぁ」と少し上から目線にも思える感想を抱いた。

コンビニで働いたことある人は、共感できる部分も多いのでおすすめかもしれない。

 

それから、人間の特徴の表現も印象に残った。

特に「白羽」。

180cmはゆうに超えるだろう、ひょろりと背の高い、針金のハンガーみたいな男性が俯きながら入ってきた。

自分自身が針金みたいなのに、銀色の針金が顔に絡みついたような眼鏡をかけている。白いシャツに黒いズボンという店のルールを守った服装だが、痩せすぎていてシャツのサイズが合っておらず、手首が見えているのに腹のあたりには不自然に皺が寄っていた。

骨に皮がこびりついているような白羽さんの姿に一瞬驚いた。

「はあ、わからないこと?コンビニのバイトで、ですか?」

白羽さんは鼻で笑い、笑った拍子に鼻がプーという音を出し、鼻水が鼻の穴に膜を作っているのが見えた。

白羽さんの紙で作ったような乾燥しきった皮膚の裏側にも、膜をはるような水分があるのだなと、私がその膜が割れるのに気を取られていると、、

 もうこれだけである程度「白羽」という人間の特徴が分かってしまうような気がする(笑。

こういった場面以外にも、やたら冷静に他人の行動や特徴を冷静に分析するシーンが幾つかある。

面白いなと感じたのは、その表現の中に主人公の「気持ち悪いな・嫌だなとか嬉しいな・不安だな」等といった感情はほぼ含まれないことだ。

主人公の感情が揺らぐのは「コンビニ」が関係することだ。

それ以外は、普通だったら動揺しそうな場面でも、やたら冷静に分析するので面白い。

 

 

そして、主人公の異常性である。

例えば下記は、小鳥が死んでいてそれをお母さんの元に持って行った時の会話。

「どうしたの、恵子?ああ、小鳥さん...!

何処から飛んできたんだろう....かわいそうだね。お墓作ってあげようか」

私の頭を撫でて優しく言った母に、私は、「これ、食べよう」と言った。

「え?」

「お父さん、焼き鳥好きだから、今日、これを焼いて食べよう」

良く聞こえなかったのだろうかと、はっきりとした発音で繰り返すと、母はぎょっとした。

赤ん坊が泣き始めている。妹が慌ててあやして静かにさせようとしている。

テーブルの上の、ケーキを半分にするときに使った小さなナイフを見ながら、静かにさせるだけでいいならとても簡単なのに、大変だなあと思った。妹は赤ん坊を抱きしてめている。

私はそれを見ながら、ケーキのクリームがついた唇を拭った。

 

日常シーンは、良くありそうな会話の流れで話が進むのだが、

ふとした瞬間の主人公の思考や発言がおかしい。

それがストーリー中の、ちょっとしたスパイスになっているかもしれない。

 

読み終えた感想(2)

著者は1979年生まれで、[コンビニ人間]の執筆が2016年である。

著者の執筆時の年齢は37歳くらい。そして女性だ。

共感できるかどうかでいうと、できない部分も結構あった。

例えば、結婚も就職もしていない人へ、一般人が感じる異物感は、個人的に多少誇張して書かれているように感じた。

これは年齢の違いが大きいかもしれないが、ネットの普及などで、皆の考え方が変わってきている気がする。

今の時代、皆そこまで他人に干渉するものなのだろうかと……。

 

それと、主人公[古倉恵子]は[コンビニ店員]という動物としてしか生きられない。

18年間コンビニでアルバイトすることになるが、就職も結婚もしないので周りから干渉される。

その事に対して億劫だと、なんとか対応したい、家族を安心させたいと古倉恵子は思っている。であれば、コンビニに就職すれば良いんじゃね?と思ってしまった。

古倉恵子は18年間も働き続け、コンビニ店員であることに充実感を感じるし、仕事もできる。

 

合理的にしか行動できないのであれば、アルバイトでいるよりもコンビニの社員になることが合理的な選択なのではと思った。

[私は衝撃を受けていた。コンビニ店員にとって、いつも130円のからあげ棒が110円のセールになることより、店員と元店員のゴシップが優先されるなんてありえないことだ。]

なんて考えの持ち主であれば、社畜として歓迎されるし幸せだろうに。

ちなみにこのシーン、僕のお気に入り部分でもある。

主人公の恋愛事情(実際は違うが)を周りが囃し立てているときの、主人公の感情である。

どんだけコンビニ想いなんだと(笑

 

まとめ

コンビニ人間」は160ページくらいで、ストーリー構成は自然、表現も分かりやすくて面白い。そのため読みやすい。

2~3時間で読めるが、内容が薄いわけではなく、読んで良かったなと思える作品だと感じる。

「合理的」という点から見ると色々ひっかる箇所はあるが、面白い本だと思った。

 

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 

 

日中のコンディションは睡眠の質で決まる|入眠90分の重要性について

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▼この記事は

西野精治さんによる「スタンフォード式 最高の睡眠」を参考に、

睡眠に関する情報をまとめた記事となります。

 

 

▼日本人の多くが抱える睡眠不足

日本人は外国と比較しても、慢性的な睡眠不足を抱えている人が多いそうです。

ミシガン大学「ENTRAIN」というアプリを通じて、

2016年に世界100ヵ国の睡眠時間を計測しました。

その結果日本人は約100ヵ国中最も睡眠時間が短いとのこと。

 

また、日本人は年々睡眠時間が短くなる傾向にあり、

都市部に近づくほどその傾向は強いです。

デジタル社会になり、時間による影響をあまり考えなくても良くなったことが原因でしょうか。

 

▼マイクロスリープの危険性

慢性的な睡眠不足は脳や体に少しずつダメージを蓄積します。

専門家の間では睡眠不足が蓄積されている状態を、睡眠負債と呼んでいるそうです。

睡眠負債があると日中の行動に悪影響があり、起きていても体の機能が正常に稼働していない可能性があるとのことです。

睡眠負債による弊害の1つがマイクロスリープと呼ばれるもの。

マイクロスリープは瞬間的居眠りとも呼ばれていて、

これが発生すると日中起きている間に数秒間居眠りをしてしまいます。

マイクロスリープの恐ろしいところは、いつ発生するか分からずほんの数秒間なので本人も気づかないという点です。

 

アメリカの学会誌「Sleep」では、実際に睡眠不足の人とそうでない人で実験したところ、反応速度に如実な違いが表れたとのことです。

マイクロスリープは仕事や勉強中に発生すると集中力の妨げになりますし、車の運転中だと事故につながります。

そもそも、マイクロスリープは脳を守るための防御反応なので、

発生した時点で脳に防御反応が出るくらいダメージが蓄積されてしまっているということになります。

 

▼睡眠不足を解消することで日中のパフォーマンスが向上

スタンフォード大学にてバスケットボール部の選手を対象として睡眠時間を調整した実験によると。

1ヵ月睡眠時間を増やした結果、80メートル走のタイム、フリースロースリーポイントのスコアが上昇したとのこと。

 

▼入眠後最初の90分が重要

 睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返すサイクルがある。

入眠後最初の90分で訪れるのはノンレム睡眠であり、これが1日の睡眠時間の間で一番眠りが深いそうです。

最初のノンレム睡眠時に、最も多くグロースホルモンが分泌され、かつ睡眠圧の放出も行われます。

逆に、最初の90分間の睡眠の質が悪いと、その後の睡眠リズム等に悪影響があるとされています。

 

▼グロースホルモンの分泌量について

グロースホルモンは夜間に多く分泌される傾向にある。

つまり、サーカディアンリズム(概日リズム)による影響を受けるということ。

ただ注意すべきなのは、サーカディアンリズムの影響は受けるが、

いつも寝る時間に起きているとグロースホルモンは分泌されないということです。

そのため、グロースホルモンを多く分泌させるためには、なるべく夜10~12時頃決まった時間に眠ることが重要と言えます。

 

 ↓参考書籍

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

 

 

有益なメディアサイトをまとめてみた(SEO編)

自分のメモ用の意味もあって、SEO検索エンジン最適化)に関連するWEBサイトをまとめてみます。

もしかしたらサイトによって内容が異なるかもしれませんが、それはご自身で内容を比較して正しい情報を取得し活用を行ってください。

 

また、Googleが運営するサイトにてSEOに触れているページがありますので、

そちらも共有します。

しかし、Googleらしいといえばらしいかもしれませんが、かなりシンプルなページですね。

Google にウェブサイトを表示する - Search Console ヘルプ

 

▼以下、SEOメディアサイトまとめ

www.seohacks.net

www.sem-r.com

ferret-plus.com

www.seojapan.com

www.suzukikenichi.com

seolaboratory.jp

namaz.jp

 

 

VScodeという高機能テキストエディターについて

この記事について

最近、無料かつ、高機能で使いやすいなと思うVScode(Visual Studio Code)に出会えたので共有します。

最近仕事や私生活でWEBサイト更新や、コーディングをすることが増えてきて、
幾つかテキストエディターを使ってきました。
VScodeは数ある無料エディターの一つで、
僕が使っているバージョンは1.27.2です。

VScodeの概要

Microsoftが提供する無料でオープンソーステキストエディターです。

個人的には日本であまり使用している人がいない印象。
僕の周りでは、Atomやテラパッド、秀丸サクラエディタEmeditor等を
使っている人が多かったです。


VScodeの特徴

UX・UIが優れていて、個人的にはAdobeDreamweaverに近いと思いました。
しかし、あちらは有料です。

 

インデントが可視化され、縦のボーダーラインが表示されます。
文字サイズも小さいが見やすく調節されているので、タグ同士の相関関係が把握しやすいです。

 

タグの認識機能が優秀で、予測変換や間違いを指摘してくれます。
カラーコードの候補も提示してくれますし、ある程度色も把握できます。

 

ワークスペースの問題を検出できる。
ブラウザのアドオンでHTMLチェッカー等がありますが、
それに近い機能をエディター自体が持っています。
そのため、デバックがしやすい。

 

ディレクトリを操作できる。
VScodeではフォルダをワークスペースとして設定して、
そのフォルダ内のファイルをエディターから操作することができます。
タブ化してファイルを同時に編集できるので作業がしやすいです。

 

こんな感じですかね。。
まだ使いこなせているとは言えない段階なので、もっとあるよという意見があれば大歓迎です。

ダウンロード方法

https://code.visualstudio.com/からダウンロードできます。

サイト内の言語は英語ですが、分かりづらくは無いので大丈夫かと思います。

 

ダウンロード後、日本語設定にしたいという方は、
サイト内のextensionをクリックして、検索窓でjapaneseと入力してください。

すると「Japanese Language Pack」があるのでそちらをダウンロードすればOKです。
確かエディター内でインストール云々を聞かれると思うので、
問題なければOKで大丈夫かと思います。

ブログを始める前に。そもそもブログのメリットってなんなのか考えてみた

初めまして、カハクです。

初投稿の内容としてどうなの?って感じですが、ブログを書くメリットを何となく考えてみました。

とりあえずブログを始める前の自分の考えはこんな感じです。 

 

■アウトプットによる知識の定着

読書、動画、ニュース等から情報はインプットすることが可能。

しかし、自分の経験上インプットのみでは定着率が低いのでは?と感じました。

ブログのライティングでは、自分が得た知識を元に自身の考察などを書くので、

メタ認知に繋がり記憶の定着率が上がるのでは?

このメリットは大半の人が思いつきそうなものだが、間違いではないと思っています。

 

■情報を集める習慣が身につく

ブログを書くネタにもよりますが、何かのテーマに対する考察を掲載する際、

まず情報収集をしてライティングするかと思います。

そのため、日頃から情報収集する習慣が身につく。

ただ情報をインプットするだけだと報酬が弱いが、

インプットした情報をブログ等に掲載するネタにできるとなるとドーパミン分泌量が、

増えて情報収集が習慣化しやすくなるのでは?

 

■自分がまとめた情報へ気軽にアクセスできるようになる

個人的主観ですが、僕はアナログのメモを見るよりも、スマホでWEBページを見る事の方が気楽です。片手でも閲覧できるので。

サイト内やカテゴリ検索を使えば、すぐに欲しい情報を見つけられるので、

ブログという形でWEB上に情報をアップし、いつでも見れる点がポイントかなと思います。

 つまりブログを、自分用のメモにするということです。

■思想や情報をアップデートできる

これは自分の中で一番関心があります。

思考をブログという形で不特定多数に向け公開し、

何らかのアクションをもらうことによって、自分の考えに対する第三者の見解を知れる。

それから、瞬間の考えをブログで発信し、後日気持ちを改めてその内容をみることにより自分の考えを客観視できます。これもメタ認知と言うのかもしれないが。

これにより、自分の考えが間違っているのか、他とどう違うのか、そもそもこの考えは自分だけのものではなく気分や第三者の意見など外的要因に左右されて生じたものなのか考えることができます。

 

人は鏡や写真・映像、他人との会話等で主に自分の印象や外見的特徴を知り、

ダイエットしたり筋トレしたり、美容室やサロンに行ったりするかと思います。

 

文章や自分の考えについても同じで、発信して客観視することにより、

思考の整理や問題点の明確化ができ、改善に向けて行動できるようになるのではと感じました。

 

■収益化に繋げられる

最近はアフィリエイトサービスも増えてきて、

インプレッション型、成果報酬型、クリック課金型等多数の種類があります。

これらを利用すれば、工夫次第では情報を発信しつつ収益化することが可能となりました。

 

しかし、これはなかなか難しいものですね。

自分は最初、この収益化に繋げるという目的でブログを始めようとしたのですが、

考えれば考えるほどブログの方向性が決まらなくなりました。

正確には収益化を意識すればするほど自分のやりたいことから遠ざかる気がしたので、

このブログは、自己アップデートをメインにして、収益化はおまけ程度に考えてます。

 

検索エンジンアルゴリズムが強化され、それに伴いSEOも多様化していて、考えるの大変ですよね。。アフィサイトも多数あるので、サイト解析や競合分析もしないといけないだろうし。。。やるとしたら金儲けだけではなく、役立つ情報を発信したい。

コンテンツが充実していて収益化ができているブログやサイトを見ると、いつも凄いなと思います。

 

ぼちぼちやっていきます。。